技術紹介

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推進機関の研究開発

推進機関の研究開発

H-2A SRB-A

固体ロケット、液体ロケットからラムジェットに至る、幅広い推進機関の研究に取り組んでいます。固体推進薬については、組成、物性、燃焼速度、発生エネルギーや燃焼プロセスの解析等を行って、高性能、高信頼性のロケットを開発しています。また、各種分析装置、光学観察設備を揃え、火薬類あるいは有機・無機材料の研究をしています。ロケットの総合的な性能確認は、推力20tレベルまでは社内で、推力20t以上のフルサイズはユーザー先の燃焼試験場で行います。

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LNG推進系の研究開発

LNG推進系

LNG推進系はLNG(液化天然ガス)を燃料とした推進システムで、軌道上での貯蔵性に優れ、水素に比べて密度が高いことによりタンクの小型化が図れることから、将来の軌道間輸送機や惑星探査機への採用が有望視されています。
当社は、本推進系の研究開発を進めており、2009年7月には実機大の試作エンジン(LE-8エンジン)の600秒燃焼試験に成功しました。

LE-8エンジン
推進薬液体酸素・液化天然ガス
エンジンサイクルガスジェネレータサイクル
燃焼室冷却方式アブレーション
真空中推力107kN

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新素材の研究開発

CIC複合材料

C/C複合材料は、Carbon/CarbonComposite(炭素/炭素複合材料)の略称で、炭素繊維を強化材とし、炭素をマトリックス材とした複合材料です。特徴としては、

  • 1.優れた耐熱性(3000℃以上で昇華)
  • 2.比強度・比剛性が高い
  • 3.破壊靭性が高い
  • 4.熱膨張係数がほぼゼロ
  • 5.熱伝導率が高い
  • 6.摺動特性が良い

このような利点があり、固体ロケットノズルスロート、再使用宇宙機の耐熱材料、高温炉材料、ブレーキ材等に使用されています。熱膨張係数ゼロの特徴を生かし、光学系、計測系及び半導体用途への適用も検討されています。当社では、SRB-Aロケットのノズルスロート材として実績を残しています。さらに、M-Vロケットでも5号機から全段に適用されています。

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将来輸送系の誘導制御系

将来輸送系/誘導制御系

将来輸送系として、有翼飛翔体や回収再使用飛翔体の実現をめざした各種の飛翔実験等のシステム研究や、ロバスト制御等の誘導制御理論の研究、アビオニクスや制御機器を用いたリアルタイムシミュレーション等のシミュレーション技術の研究、パラグライダ等を用いた誘導飛翔実験、回収誘導システムの実証研究を実施しています。

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電動アクチュエータシステム

電動アクチュエータシステムは、油圧駆動システムと比較して、運用も含めシステムが簡素化されており、 さらに、軽量化・低コスト化が図れるため、ロケットの推力方向制御(TVC)システムのひとつである可動 ノズルシステムに適用されています。高電圧・大容量の電子部品の技術の進歩に伴い、大型電動アクチュエータシステムが開発され、SRB-A等の大型ロケットシステムへの適用が可能となりました。
現在、更なる小型軽量化や高信頼性要求に対応したシステムのために開発を進めており、今後の新規ロケットシステムに向けてその用途を拡大する計画です。

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ロボット

ロボット

宇宙ロボットや、災害現場、テロ等の危険な場所で情報収集や作業を行なう特殊ロボットの研究開発を行っています。小惑星探査超小型ロボット(MINERVA)は、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載され、工学ミッションを達成しました。宇宙ローバーや特殊ロボットのための、踏破性の高い移動機構技術や、自律移動のための環境認識技術及び行動制御技術の研究開発を行っています。

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