新しい海洋空間への取り組み

海洋空間利用によるエネルギー利用・環境対策を考える

天然ガス生産浮体技術

LNG FPSO(FLNG)

経済的に開発困難とされていたガス田の利用を実現へ

天然ガス生産プラントと貯蔵タンクを一体化して洋上に設置する新しいタイプのLNG生産基地であり、IHIMU独自開発のIHI-SPBタンク方式を採用しています。コンパクトで高性能、移動性に優れており、目的のガス田近くへの設置が可能なので、これまで経済的に開発困難とされていたガス田の利用が可能になります。
また、利用価値がないものとして燃やされていた原油随伴ガスも、この設備を設置することによりLPG/LNGとして製品化できるため、地球保全にも貢献します。

半潜水型浮体技術

半潜水型掘削リグ “RBS8”

3000mの大水深にも対応可能な世界最大クラスの掘削リグを設計

IHIMUでは、海洋構造物の豊富な設計・建造実績を生かし、半潜水型掘削リグの設計・開発を1980年代から継続して実施しています。2000年には、3000mの大水深にも対応可能な、現在でも世界最大クラスの規模を誇る掘削リグ、“RBS8”の基本設計を完成させ、2隻が建造されました。

大深水用モノコラムハル型FPSO技術

MPSO(モノコラムハル型FPSO)

厳しい気象海象条件下にも適用でき、安定した油田操業を可能にする

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)殿とブラジル石油公団(PETROBRAS)殿との共同研究により通称MONO-BRと称する、大水深用モノコラムハルタイプの浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備FPSO:(Floating Production, Storage and Offloading system)の概念設計を完了しました。

仕様概要
  • 長さ(全長):150.0m
  • 長さ(型):121.2m
  • 幅(型):121.2m
  • 深さ(型):58.0m
  • 移動時喫水:28.7~47.9m
  • 貨物タンク容積:132,000m3

沿岸・環境・新エネルギー開発技術

新しいエネルギーを海洋から

大型浮き桟橋や自動離着岸システムなどの沿岸施設、クリーンエネルギーとして期待が高まっている洋上風力発電やメタンハイドレート資源開発などの新エネルギー利用技術、海洋深層水を活用した海洋肥沃化装置など、IHIグループの総合技術を活かした技術開発で、さまざまなニーズに対応していきます。

浮体式洋上風力発電システム

メタンハイドレート資源開発における環境モニタリングシステム